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2009/05/27
理念に基づかない麻生政権の政治が浮き彫りに 党首討論終えて鳩山代表
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 鳩山由紀夫代表は27日午後、党首討論を終えて、党本部で記者団からの質問に答えた。

 冒頭、代表就任後初の党首討論を終えた感想として「皆さんにほめていただいたから、それなりに党首討論としてはできたと思う」と述べた。一方で、「ただ、総理の答弁は実にいいかげんだった。時間だけは稼がれたが、肝心なことに関しては、きちんと答えてくれない。官僚任せの政治をそのままやっていると思った」と印象を語った。

 ムダ遣いへの指摘にも何も答えない麻生首相の姿を受けては、「やはり政権交代を何としてもやらなければいけない」という気持ちを新たにしたと述べた。

 注力した点については、最初に理念を示したうえで、その理念に基づいて「脱官僚社会をつくらなければならない」と訴えたこと、政治の信頼を回復するため、企業・団体献金の禁止を求めたことを挙げた。また、ムダ遣いばかり生んでしまう補正予算や、それを許すような政治をいかにして変えるが民主党のテーマであることを説明したと振り返った。

 鳩山代表は「理念に基づかない政治を、麻生政権がずっと続けているというところを浮き彫りにできたと思う」とも強調、「もっと時間を持って追及をしていければと思う。これからもまだまだチャンスはある。このテーマはまだまだ続く。議論を深めたい」と次の機会への意欲を表明した。また、党首討論は「できるだけ多く頻度を上げていきたい」とも語り、月に2回程度はあってもいいという認識を示した。

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