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2009/06/01
「日米の民主党政権が協力して大きな課題に取り組んでいく」鳩山代表、米国務副長官と会談
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 鳩山由紀夫代表は1日夕、党本部でジェームズ・スタインバーグ米国務副長官をはじめとする訪問団と会談を行い、北朝鮮問題などについて積極的な意見交換を行った。

 冒頭、鳩山代表はスタインバーグ国務副長官に対して、「このように党本部で我が党のメンバーと顔を合わせることができたことを大変幸せに思う」と感謝の意を表した。

 そして、鳩山代表は、「来るべき総選挙で民主党政権をつくりたいと思っている。日米ともに民主党政権で核の廃絶、地球温暖化、国際的な金融の問題といった3つのビックチャレンジに互いに協力して取り組んでいきたいと思う」との考えを示した。

 続いて鳩山代表は北朝鮮問題への対応について、「我々は現在野党であるが、追加の経済制裁を含めた国連決議がまとまることが重要だと考える。ポイントは(経済制裁が)実効性があるかどうかであり、それには中国と協力関係をとることが重要である」との認識を表した。

 それに対してスタインバーグ国務副長官は、「大変重要なコメントで、対北朝鮮政策については、仮に日本で政権交代があろうとも日米の関係は不変である」と呼応した。

 さらにスタインバーグ国務副長官は今後の北朝鮮への対応について、中国を含めた5者(日、米、中、露、韓)が北朝鮮を説得し、朝鮮半島の非核化に導くことが大事であると語った。

 なお、会談には岡田克也幹事長、前原誠司副代表、平野博文総務委員長代理(役員室担当)、岩國哲人国際局長が出席し、オバマ大統領の核廃絶に対する姿勢や北朝鮮への金融制裁措置等について訪問団と意見が交わされた。

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