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2009/06/01
国会の会期延長は解散したくないからの1点に尽きる 記者団に鳩山代表
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 鳩山由紀夫代表は1日夕、党本部で記者団に対し、政府・与党が今国会の会期を7月28日まで55日間の大幅延長する方針を決定したことへの受けとめなどを語った。

 鳩山代表は、国会の会期延長に関して、政府・与党が成立を目指す補正予算も上がっていると述べるとともに、民主党はかねてから十分な審議は行うがいたずらな引き延ばし戦略は取らないと主張していると指摘。「何故ここまで引き伸ばすのか、解散したくないからの1点に尽きるのではないか」との見方を示した。「手足を縛られた麻生首相が自分の力で選挙できず任期満了に近い選挙になることは、国民のためにはならない」と話した。

 経団連との意見交換会に出席した経緯と感想については、「経団連との定期的な政策勉強会であり、本来毎年行うものであり出席するのが筋」だと主張、会合では自らの代表としての思いを申し上げたと語った。「経団連の考え方は、民主党とかなり違う部分があるとの認識が強まった」としつつも、経団連の中にも新しい経済、政治を求める方々はいると期待を込め、今後より良い経済、政治をつくるため一緒に考えていきたいとした。

 西松建設に絡み二階経済産業大臣の派閥団体が政治資金規正法違反罪で告発されていた問題で同日不起訴処分になったことへの所感を問われた鳩山代表は、「一政治家が口を挟むべき問題ではない」としたうえで、「なぜ一方が逮捕され、一方は不起訴ということになるかよくわからないというのが率直な感想」だと述べた。

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