トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2009/06/03
終盤国会での各法案や党首討論の開催などの対応を協議 野党3党国対委員長会談
記事を印刷する





 山岡賢次国対委員長は3日午後、国会内で民主はじめ、社民、国民新の野党3党で国対委員長会談を開催。会談後には、終盤国会での各法案への対応や党首討論の開催などについて協議、確認したことを記者団に語った。

 はじめに山岡国対委員長は、終盤国会の対応について協議したと報告。現在衆参両院で残された法案の審議日程に対して、「どう長くやっても6月26日ごろにはすべて終わってしまうのではないだろうか」との見通しを表し、7月は丸々やることがなく、ただひたすら解散の日を待つことになるとの見方を示した。

 また自民党の山本拓議員が総裁選の前倒しを求める署名集めをはじめたことについても、「潜在的にある大きな声がそのような行動に走らせたのではないか」と分析。そのうえで、「都議選が終わるとまさに麻生内閣は体をなしていかなくなる可能性が高くなる」との見解を述べた。

 それらを踏まえて山岡国対委員長は、「終盤国会で与党側は憲法問題など、選挙向けのパフォーマンスに終始するであろうが、我々は臓器移植法改正案のように今国会で一定の結論を出して政治責任を果たすべき法案に対してじっくり時間をかけて議論することが大事であると考えている」とし、与党側が政策の本筋をゆがめて選挙に目を向けた政争の具にしようと目論むことに対して、野党3党は十分な対処をしていく考えを確認したと報告した。

 最後に党首討論の開催について山岡国対委員長は、「党首討論はいつやってもよい」と基本的考えを述べたうえで、党首討論から逃げているのは民主党だという印象をどうしても与えたい与党が繰り返し作為的なパフォーマンスを繰り返すなか、そうした「難くせ」ともいえる事態を避けるため、12日なども視野に入れ、17日にも行う方向で調整していることを説明した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.