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2009/06/06
ともに新しい政治を切り拓こう 広島5区・三谷議員と鳩山代表呼びかける
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 鳩山由紀夫代表は6日午後、三谷光男衆院議員(広島県第5区総支部長)とともに呉市内の商店街で街頭演説を行い、政権交代の必要性を主張。土曜日の午後という忙しい時間にもかかわらず商店街には約800名の聴衆が集まり、鳩山代表と三谷議員の訴えに耳を傾けた。

 三谷議員は、政権交代が実現したら第一に、約束を守る政治を行うと明言。高速道路の無料化、子育て支援、年金制度の抜本改革等、民主党が政権公約として掲げた政策にしっかり取り組んでいくと述べ、「国民の皆さんの生活そのものを豊かにするため、予算の総組み換えを行う」と宣言した。

 続いて、今年度補正予算でも明らかなように、政府・与党は箱ものづくりや官僚の天下り団体にお金が流れる予算編成を行っていると指摘。「官から官へと流れる税金の流れを変えさせていただきたい」と呼びかけ、民主党が政権を担った後は、「生活に直結した政治を行う」「国民の皆さんの暮らしを豊かにする」と表明。医療・介護制度の充実、雇用の安定など、官から民への流れをつくり、皆様の生活に税金を使えるようにすると主張し、その実現のために政権交代が必要だとして、民主党政権樹立に向けて理解と支援を呼びかけた。

 鳩山代表は、「後ろの方の方はお顔が見えません」と切り出し、集まった多くの聴衆に感謝の意を述べると、「新しい政治を切り拓いていくのは皆さまのお力」だと強調。政権交代によって生活を変えていこうと支援、理解を求めた。

 続いて、三谷議員について、演説の上手さのみならず、誰からも愛されながら大きな覚悟をもった人物だと紹介し、「どうぞ信頼してください。民主党は国民に安心してもらえる政治を届ける」と聴衆に語りかけた。

 人口が最盛期の半分を切ったという呉市の現状に関連して、自身の選挙区室蘭においてもかつて15万人だった人口が10万人を切ったことに言及し、小泉政権のもと、三位一体改革と称して歪んだかたちでも地方分権政策が行われた結果、多くの地方都市が疲弊していると指摘。民主党の政策の一丁目一番地である、国から地方へと多くの財源と権限を移譲し、地域主権により地方を活性化させ、努力が報われる社会を築きたいとした。

 鳩山代表と三谷議員は、街頭演説後には商店街を歩き、買い物客の皆さんと握手を交わしたり写真を撮ったりと交流、魚屋、八百屋の店先で挨拶を交わし、呉名物の「フライケーキ」を買ったりしながら地元の方々の熱い声援に笑顔で応えた。

 また、商店街組合が地域活性化のために設置した「集いの広場」的存在の茶房「わいわい」に立ち寄り、活性化に取り組む主なチームのメンバーと懇談。地域が元気になる政策づくりへ前向きな姿勢を示した。

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