岡田克也幹事長は10日午後、都内で「政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」の会合に出席し、飯尾潤座長(政策研究大学院大学教授)から最終報告書を受け取った。
終了後、岡田幹事長は記者団に、小沢一郎前代表の個人としての対応と、代表としての対応が渾然一体となっていて、しゅん別されていなかった当時の党の対応に問題があったのではないかという点が報告書では指摘をされていると報告。「まずしっかりと精査させていただき、そのうえで党としての対応のどこに問題があったか、正すべきは正していきたい」と内容を検証する考えを示した。
また、第三者委員会という形をとって、検察や報道のあり方の検証を同委員会へ委ねた意味からも、今後、検察や報道のあり方について党として漠然とした批判を行うようなことは避けるべきだと見解を述べた。
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