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2009/06/12
小沢代表代行、白石・愛媛3区総支部長と市立病院視察 地域医療の窮状改善への尽力表明
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 小沢一郎代表代行は12日午前、白石洋一・愛媛県第3区総支部長の地元、愛媛県西条市立の周桑病院を訪れ、地域の医療現場の実態を視察し、その窮状を目の当たりにした。

 小沢代表代行は、院長の案内のもと院内を見学。全国的に公立病院における経営悪化が叫ばれるなか、西条市においても例外でなく、診療の要である医師不足が深刻な事態に直面し、3年前までは36人だった常勤の医師が今ではわずか8人にまで激減したとの説明を受けた。非常勤医師で何とか対応しているものの、医療療養病床の受け入れもかつての350床から104床に減少、5階建てのうち4・5階は閉鎖せざるを得ない悲惨な状況を代行は目の当たりにした。精神病棟だった別館150床は現在廃止となるなど、がらんとした空き室が痛ましい現状を訴えていた。

 小沢代表は「岩手も同じ」だとして、厳しい地域医療の現状を改めて痛感するとともに、西条市における医師の激減ぶりには驚き、「何とかしないといけない」と表明。自公政権による医療政策の誤りを指摘し、医師、看護師などの人材不足を解消し、信頼できる医療の確立に向け、根本的な制度改革に取り組む決意を改めて示した。

 白石総支部長は、日々の活動のなかで耳にする地元住民の医療への不安の声を知ってもらうべく、小沢代表の愛媛入りにあたり、3〜4万人の人口に対し唯一の総合病院である同病院の視察を企画したと説明。「話を聞いてもらえてよかった。全く人のいない病棟に驚かれたのではないか。この現場の声を国政の場に届け、政策に活かしてほしい。自分もその後を追いかけたい」と、「国民の生活が第一。」とする民主党の政策実現の一翼を担う決意を語った。

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