トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2009/06/15
市民による官僚主導の政治の打破に心から感謝 千葉市長選勝利で鳩山代表
記事を印刷する



 鳩山由紀夫代表は15日午前、千葉市長選挙の勝利を受けて「千葉市民の皆さんが大変な勇気を持って、今までの官僚主導の政治を打ち破ってくれたことに心から感謝したい」と語った。都内の個人事務所内で記者団の質問に答えた。

 鳩山代表は、名古屋市、さいたま市に続く政令市長選の勝利を、国政に対する大きな政権交代への期待感でもあると感じていると表明。古い官僚主導の政治を勇気を持って打ち破り、市民、国民が中心になる政治を作ろうという意思が、市民の皆さんから示されたものだという見解を示した。

 報道各社が週末に行った世論調査の結果について受け止めを求められると、政権の体をなしていない麻生内閣へ国民の皆さんの絶望感がある一方、国会内で論戦をはる民主党の「脱官僚」「ムダ排除」の訴えが浸透し、政権交代への理解が進んでいるという考えを述べた。

 鳩山代表は「当然のことながら、楽観というものが一切できるような余裕はない」として、チャレンジ精神で首相にぶつかり、民主党の思いを国民の皆さんに知ってもらう努力をして、さらなる支持獲得へつなげる意欲を示したうえ、総選挙で勝てる状況を作り上げるため、怠りなく準備を進めていく必要があるとした。

 「国民の皆さんの民主党に対する期待が大きいことはありがたい。しかしまだ十分でないと思っている。さらにそれぞれの候補者がふるさとの方々と良く接し、何を期待しているかを知る必要がある」と指摘、国会内でも戦いは続いており、気を引き締めるのは当然だと語った。

 最後に就任1カ月の感想を問われた鳩山代表は、全国から激励をいただき非常に感謝していると述べ、国民の皆さんからの支持を謙虚に受け止め、できる限り国民の皆さんのための政治を作り上げるため、なお一層磨いていきたいと語った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.