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2009/06/20
次世代のため政治を変える一歩を 幹事長、かの・山形1区総支部長と山形市で訴える
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 岡田克也幹事長は20日午後、山形県山形市を訪れ、かの道彦・山形県第1区総支部長の総決起集会に出席し、800名を超える参加者を前に政権交代により「国民の生活が第一。」の政治の実現を誓った。会場には次から次へと人が押し寄せ、席を増設しても間に合わずに会場から人があふれる、文字通り超満員のなかの開会となった。

 岡田幹事長ははじめに、「政治を変えなければならない」との思いのもと、政権交代可能な政党をつくるため、17年前に自民党を離党したとして、今に至る経緯を説明。かの総支部長も同様の選択を行ったとして、当選一回の自身でさえ苦渋の決断であったなか、大臣を歴任してきた、かの総支部長の決断がいかに勇気のあるものだったかと述べ、政権交代を実現するため不可欠な人物であると改めて説いた。

 そのうえで、岡田幹事長は総裁選びひとつをとっても「現在の自民党は、国民のためでなく自分たちのための政治を行っている」と批判。「長期権力は必ず腐敗する」との言葉を用いながら、「政権交代によりしがらみを断ち切り、国民の立場に立った政治を行うことが民主党の使命である」と決意表明し、「社民党、国民新党らと協力しながら新しい政治を始めていく」と語った。

 「今のままでは未来への希望が見えないのではないか」と提起し、「次世代のためにも、政治を変える大きな一歩をともに踏み出そう」と呼びかけ、民主党が掲げる「国民の生活が第一。」の政治の実現により、壊れかけた国民生活を建て直していくと誓った。

 かの総支部長は、自民党時代から岡田幹事長と政治改革を目指し、ともに尽力してきたと二人の縁を紹介。自身も堅いと称され「ブリキのパンツをはいているのではないか」と言われたが、岡田幹事長はさらに堅いとして、「鉄板のパンツをはいているのではないかと思う」と話し、会場の笑いを誘った。「堅くていいではないか」と続け、麻生首相には堅さがないからこそぶれにぶれているのだと指摘し、政治に懸ける姿勢の違いを強調した。

 また、「困っている人に光を当てる」という、政治の本来の役割を自公政権は忘れていると非難。「当たり前のことをやってこなかったことに自公政権の限界がある」と断じた。

 かの総支部長は、景気回復のためには輸出、設備投資、個人消費の3つのエンジンがしっかり機能しなければならないと主張。輸出、設備投資において早期回復の目処が立たないなか、個人消費を上げるためには生活に使えるお金を増やすことが必要であるとして、子ども手当、農業をはじめとする戸別所得補償制度などを例に挙げながら、民主党の政策がいかに国民生活に資するものかを力説し、「国民のための政治を実現するため、政権交代を実現させてほしい」と民主党へのよりいっそうのご理解とご支援を求めた。

 最後は参加者全員でガンバロー三唱し、会を締めくくった。

 なお、集会には山形県選出の舟山康江参院議員も参加、「政権交代で民意を反映させる政治に変えよう」と来るべき解散・総選挙に向けて結束を呼びかけた。

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