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2000/03/14
党首討論開催めぐり攻防=逃げ腰の与党、開催を拒否
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 『党首討論を毎週1回40分間、水曜日午後3時より行う』――与野党のこの申し合わせを自民党など与党が一方的に踏みにじった。

 この問題で、民主党の羽田幹事長や川端国対委員長、小沢鋭仁国家基本政策委員会幹事らは14日、申し合わせどおり党首討論を行うよう与党側に働きかけを続けた。 しかし、与党側は「17日が参院予算委員会の総括質疑で小渕首相が出席する。したがって今回の党首討論はできない」とのかたくなな態度を崩さず、15日の党首討論は開かれないことになった。

 羽田幹事長は会見で「これまでの予算委員質疑でも、首相でなければわからない問題が多くあった。不在状態が続けば国会活性化が遠のいてしまう」と指摘し、「首相は国民に対し、積極的に説明しようという姿勢が全然ない」と小渕首相の怠慢に激しい憤りを示した。

 小沢幹事は「国民が期待している党首討論をすんなり開いていくのが私たち責務なのに、与党は開けないの一点張り。こんなに強引で乱暴で、しかも全く理がない話はない」と厳しく批判。川端国対策委員長も「この対応の硬さを見ると、(小渕首相は)本当に出たくないのかな?と思ってしまう。うかつに出ると(失言などして)運が悪いことになると思っているのだろうか」と痛烈に批判。さらに与野党申し合わせについて「見直しを求めていく」考えを表明。今後できるだけ早く、野党3党の国対で見直し内容を取りまとめる作業に着手する意向を示した。

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