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鳩山由紀夫代表は２５日午後、静岡県静岡市内で街頭演説後に記者団の質問に答え、「静岡から日本を変える」との気概を示した。
鳩山代表は、静岡県知事選選挙の位置づけについて、名古屋、さいたま、千葉市と続いての政令市長選挙における勝利、地域での政権交代を日本全国での政権交代へとつなげるたすきがリレーされていくなかで、この県知事選挙は最も重みのある戦いであるとの認識を明示。「静岡を変えて日本を変える、政権交代を実現するという目的のなかで果たさなければならない大事な戦い」と強調した。
本日、参院の厚生労働委員会で母子加算の復活法案が可決されたことへの受け止めを問われた鳩山代表は「可決してよかった」と述べ、自民党からの強行採決との批判に対しては「国民の立場に立っているかどうかが法案の可否を決める。強行だと言われても国民の皆さんにとってはありがたい話と感じられるのではないか思う」と反論。同時に「衆院で否決されないよう国民の皆さんのバックアップを期待したい」とした。
また、民主、社民、国民新の野党３党が同日、日本郵政の西川社長の辞任を求める決議を行うとともに、このなかで社民党が日本郵政の西川社長の続投を認めた佐藤総務相への不信任決議案を出すべきだと主張したことを受け、終盤国会における対応については、「基本的に国対の問題」としたうえで、日本郵政の社長人事をめぐっては、政府は多くの国民の思いを無視した判断をしたと改めて指摘し、「国民の思いをバックにしならが最終的に判断するだろう」との見解を示した。
個人献金に関連し新たな問題が発覚したことについては、「弁護士が念入りにチェックをしているところであり、そのうえでしっかり申し上げたい」と表明。基本的に実務担当の秘書が行ったことはわかったが、正確を期さなければならない問題であり、調査段階でもあるので「時間を」と求めた。また、「ご迷惑をおかけしてしまっていることに関してはお詫び申し上げる」と改めて語った。
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