鳩山由紀夫代表は、30日午後の定例記者会見で、投票日が目前に迫った静岡県知事選挙に触れ、「急ピッチで追い上げている。私も応援に入ったが、地域主権の担い手は民主党の推薦候補。これからも輿石参院議員会長、岡田幹事長が入り、最終日には私が入り、必勝態勢を敷く」と述べ、必勝を期す考えを改めて表明した。
政権をとった場合の2010年度予算編成、本年度の補正予算に関する記者の質問に、「補正については、私どもから見て必ずしも緊急に必要とされる予算ではないものが、かなりの部分ある。ここは凍結する。来年度の予算編成についてはゼロべースにするか、手直しにするか決めていない」と答えた。
また、麻生内閣に対する不信任案の提出についての質問に、「不信任案は、重い大きなテーマ。麻生内閣が信任できる状況にないことは多くの国民の皆さんが認めているところ。重いテーマなので執行部でしっかり議論していく」と答えた。
さらに、自民党、麻生内閣の現状をどうみるかとの質問に、「麻生総理に役員人事が変えられるか。末期症状を呈していると申し上げる。目くらましは望ましいことではなく、早く解散・総選挙決断されること望む」と答えた。
|