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2009/07/03
前原副代表、インド外相と更なる関係強化を確認
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 党本部で3日、来日中のインドのクリシュナ外務大臣は、党本部で前原誠司副代表、鉢呂吉雄『次の内閣』ネクスト外務大臣と会談し、日印関係の更なる関係強化と発展を確認した。会談には、岩國哲人国際局長、平岡秀夫衆議院議員、藤谷光信参議院議員が同席した。

 冒頭、前原副代表は、インド外相一行を歓迎し、「日印関係は、とても重要であり、政権交代しても(その重要性に)何ら変わりはない。(自民党政権)より関係強化していく」と、語った。

 クリシュナ外相は、日本とインドは、民主主義という価値も共有しており、極めて親密な友好関係を築いてきたと述べた。また、日本のODAがインドの発展に多大な貢献をしてきたことを強調し、現在も2、3のメガ・プロジェクトが進行中であると、説明した。両国が、地域経済の将来的な方向性を描くのに協力し、建設的な役割を果たせることが望ましい、との見解を示し、貧困に苦しむ国や地域を念頭に置きながら、成長と環境保護をいかにバランスさせていくか、が大事であるとの見方も示した。

 鉢呂ネクスト外相は、インドとのEPA(経済連携協定)の締結を目指すことが大事であり、投資協定が未整備であることが、インドへの日本企業の投資の障害になっていると考えていると述べた。同時に民間の積極的な投資などを通じ、経済的つながりをより強化していくべきであると語った。また、核廃絶を目指す観点からも、核軍縮、核廃絶を強く国際社会に訴えたいと表明。米国のオバマ大統領のチェコ共和国における核演説で、その機運も高まっているとの見解も示した。

 クリシュナ外務大臣は、シン首相から鳩山由紀夫代表をインドに招待するよう言付かってきたと述べると、前原副代表は、「鳩山代表に申し出を伝える。鳩山代表が貴国を訪問する時は、野党の代表としてではなく、総理としてになると思う」と答え、年内の政権交代に強い決意を示した。

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