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2009/07/04
政権交代で「もう一度次の世代に誇れる日本を」と呼びかけ 岡田幹事長、富山3区・あいもと氏
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 岡田克也幹事長は4日午前、富山県高岡駅前で次期衆議院総選挙に民主、社民両党が推薦し、富山県第3区から無所属で出馬予定のあいもと芳彦氏とともに街頭演説。約400名の聴衆に、政権交代実現によって国民の声を活かした政治、次の世代に誇れる日本をつくっていくと約束した。
 
 あいもと氏はまず、「今の日本の政治を変えなければ子ども、その次の世代に大きな問題を残しかねないと思った」として、30年間勤めた放送局を辞めた理由を述べ、「皆さんと立ち上がり、駆け抜ける覚悟」だと決意を表明。日本の未来を私たち、子どもたちのために考える政治団体「やまびこ塾」の創設に言及し、山などで声が反響することを指す「やまびこ」という言葉に、声(思い)のキャッチボールをしようとの思いを込めたと紹介した。

 あいもと氏はやまびこ塾長として「私の声を皆さんに、皆さんの声を私に、それぞれ届けあってひとつにしていく。そうした声を私が皆さんに代わって国に届け、その結果を私が責任を持って皆さんのところへ持って帰る」と続け、国民の皆さんの声を活かす政治を行っていきたいと語った。

 さらに、13年前に妻を亡くして昨年再婚するまで12年間一人で3人の子育てをしてきたことを明かし、その大変さを身をもって感じていると話し、ひとり親世帯に給付されていた母子加算が今年4月より撤廃されたことを例に、生活者、弱者を省みない政策によりこの国がおかしくなっていると批判。「だから政治を変えたい。最後の最後まで一緒に駆け抜けさせてほしい」と支援を呼びかけた。

 岡田幹事長は、「どうも日本がおかしい」と切り出し、「袋小路に陥った日本をもう一度次の世代に誇れる日本につくり直すことが政治の役割だと表明。民主党が政権を獲れば第一に徹底的な予算の見直しを行い、自民党の長期政権によるしがらみを絶ち、人に対し投資する社会をつくっていきたいと語った。第二に年金、医療、介護制度の抜本的改革を行うと明言、将来を安心できるようにつくり直すとの考えを示した。

 あいもと氏については現場で培った経験があり、一人ひとりの生活を自分のこととして感じられる人生経験をしてきた方だと紹介。民主党へのさらなる支援と支持を呼びかけると聴衆からは賛同の意を示す大きな拍手が沸き起こった。

 岡田幹事長は、街頭演説に先立ち同県氷見市内の水産センターを視察。定置網漁師、加工業者といった関係者の方々と意見交換をして現場の声に耳を傾けるとともに、「第一次産業が元気にならないと地方は元気にならない」との思いのもと、民主党は農業の戸別所得補償制度をはじめ漁業、林業など第一次産業全体の政策を見直すとの方針を改めて主張した。

 

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