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2000/03/16
年間2660万円の公安委員の手当に苦言=熊谷幹事長代理
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熊谷弘幹事長代理は16日の定例会見で、国家公安委員の手当問題に言及し、「どう考えても常識的にいかんな、という気がする」と見直しを求めた。

 熊谷幹事長代理が取り上げたのは、3人の公安委員がほかに1000万円をこえる年収を得ていながら、年2660万円もの手当てを受け取っていると報じられた問題。 公安委員の手当ては、それ以外に「主たる収入」がある場合は、委員会への出席1回につき約7万円の日当が払われるという規定がある。

 熊谷幹事長代理は、「公安委と警察には緊張関係が必要。これほど高額な手当をもらえば、おのずと弱みになる。公安委員の手当を検討しなくてはいけない」と指摘。さらに、委員の1人がテレビで「自分が公安委員になれたのは元警察庁長官と親しいから」などと発言したことについて、「政治介入を追認したものだ」と批判。「保利委員長はじめ公安委のメンバーは、これまでの判断や対処の仕方、発言からすると、とてもその資格を有していない」と述べ、改めて全員の辞職を主張した。

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