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2009/07/07
鳩山代表、学生と党をつなぐ活動推進を目指す「民主党学生部準備会」メンバーと懇談
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 鳩山由紀夫代表は7日夕、党本部で行われた「民主党学生部準備会」との懇談に青年局長の藤末健三参議院議員、同局次長の高山智司衆議院議員、国民運動委員長の小沢鋭仁衆議院議員とともに臨み、参加した学生部準備会の大学生18人と意見交換した。

 学生部準備会の中心メンバーは、組織委員会青年局が主催するオフィシャルインターンシップの参加者や各議員事務所のインターン、学生ボランティア約20人。2月23日から3月27日まで実施した2009民主党オフィシャル学生インターンシップ第4期修了後、勉強会や意見交換を続けるなかで、学生と民主党をつなぐ活動を進めるため、学生部のような組織を作ろうということで学生部準備会を立ち上げた。

 今後は、夏のOnedayインターンシップ事業(9月中旬に予定)の運営、選挙ボランティア(都議選、衆院選)、Mixiなどを活用した学生への情報発信、学生と民主党をつなぐコミュニケーション方法の開発、前述した取り組みを通じた学生部メンバーの拡大と組織確立などを行っていくことを目指している。

 懇談会は高山議員の司会で進められ、まず藤末議員は2006年から「春のインターンシップ」を実施し、例年50名程度の参加を得ていたと報告。そのうえで「今年は特に加速化して100人お越しいただき、インターンを経験された方々に自主的に今まで活動をしてきた」と述べ、「今回、政権交代も間近ということでぜひ民主党を政権交代させたいということ、いっしょに政権交代を体験したいという皆さんの願いがあって、今まで活動してきた」と続け、今後は活動を公式に認めてほしいということで「お願いのため、この場をつくらせていただいた」と語った。

 続いて学生部準備会を代表して、加藤さんからメンバーでまとめた「学生部を民主党の一組織として確立し、機能させ、学生に広く民主党を知ってもらうために活動していきます」「まず、政権交代を目前にした民主党をさらに盛り上げるためのお手伝いができればと思います」「民主党の政策を学生にわかりやすく伝え、学生の声を政策に反映させ、学生、若者と民主党の架け橋として活動していきます」などとする「決意文」が読み上げられた。

 自らの学生時代の経験を踏まえて発言してほしいとの要請を受けて挨拶に立った鳩山代表は「準備委員会を結成し、今日まで活動してくださったことに感謝する」とまず謝意を表明。そのうえで「民主党の一組織として学生部をおつくり願いたい。皆様方にそのことをむしろ要請申し上げる」と語り、正式スタートを求めた。

 自らの学生時代については「政治にはまるで関心がなかった。政治一家に育っていたが、子どもの頃から自分は政治には向いていないと思い、科学の道でも歩むかと感じていた」と振り返った。しかし、40年前、米国・スタンフォード大学留学時に、米国の若者の多くが建国200年に際して、米国民であることに誇りをもって活動する姿を目の当たりにしたのを機に、「いつか、政治の世界に入りたいという気持ちが芽生えた」と紹介した。

 鳩山代表はまた、「今年が祖父・鳩山一郎が亡くなって50年。その年に孫の私が民主党の代表になったということは『長期政権は腐敗する』ということ、この腐敗した自公政権に代わって、新しい政治をつくらなければならないと感じている。微力ながら私なりにやってみたいと強く願っている。ぜひ皆さまがたにもご参画いただいて、まずは古い日本の政治を大掃除して新しい日本の政治というものを作り上げていく、そのさきがけとなって活動していただけると大変うれしい」と表明。

 さらに、「政治に強い関心をもっていただける方々は大変な人材。皆様の思いが多くの皆様に広まるような工夫をしていただきたい。その辺のところを学生部をおつくりいただくなかで考えていただき、民主党のためなどというちっぽけなことではなく、この国の、あるいは世界のために、自分たちがどう行動するべきかという思いのなかで、学生部で活動していただきたい」と求めた。

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