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2009/07/09
「政権交代で都民のための都政実現を」 JR蒲田駅前で岡田幹事長
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 岡田克也幹事長は9日午後、東京都、JR蒲田駅前で街頭演説を行い、約500名の聴衆に対し「政権交代で都民のための都政実現を」と呼びかけた。

 「民主党は鳩山代表のもと政権交代実現に向け一丸となっている」と述べ、民主党へのさらなる支援を求めた岡田岡田幹事長は、「政権交代で何が変わるのか。まず、予算の使い方を変える」と表明。人に対する投資を行うとして、子育て支援、高校の授業料を実質無料化、奨学金制度の拡充、雇用保険の適用対象外の求職者に対しても就業訓練の期間中の生活手当を支給するほか、年金・医療・介護といったセーフティネットの徹底的な見直しをすると主張した。

 そのうえで、多額の赤字を抱える新銀行東京問題、築地市場の移転問題を一例に、都民の生活を第一に考えない東京都政を批判。「都民のための都政を実現するためには、長すぎた与党政権を改めなければいけない」と力を込め、国政同様に都政においても政権交代、与野党を逆転することが都議会におけるチェック機能を働かせていくことになると訴えた。

 最後に岡田幹事長が「政権交代を皆さんの手で実現させましょう」と呼びかけると、聴衆からは賛同の意を示す拍手と声援が沸き起こった。

 街頭演説会は藤田のりひこ・東京都第4区総支部長が司会進行を担当。松原仁(東京都第3区総支部長)衆院議員も応援に駆けつけ、「都民の不安は増大、東京から泣き叫ぶ声が聞こえてくる」として、税金のムダ遣いを根絶し、生活感であふれる都政をともにつくろうと訴えかけた。

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