12日に投開票が行われた東京都議会議員選挙において、昭島市選挙区(定数1)では、民主党、東京・生活者ネット、社民党の推薦で新人の星ひろ子さんが、1人区での激戦を制し、見事に初当選を果たした。
当選確実の報が伝えられ、事務所内で待機していた星さんが姿を現すと、当選を待ちわびていたおよそ50人の支持者から歓声が上がり、大きな拍手で迎えられた。
星さんは集まった支持者を前に、「私の口からは感謝としか言えない」と、謝辞を述べたあと、「地域の中でコツコツと訴え、市民の意見を聞いてきた。その中で、地味だが私の主張である福祉や環境、昭島の地下水をどう守っていくのかなどが市民の皆さんに浸透したと信じている」と話し、「生活者ネットと共に種を蒔き、社民党が畑を耕し、民主党に大輪を咲かせていただいた」と選挙戦を振り返った。
今後の活動について星さんは、「何としてもこの責任を全うし、(都政が)見えないという多くの方たちに、今の現状・課題も含めてまず都政を見せたい。そして、皆さんと共に検証し提案したい。さらに、(都政を都民のために)使いたいと思う」と語り、責任の重さを痛感すると共に、今後の活動に強い意欲を見せ、感謝の言葉を続けた。
また、東京21区の長島昭久衆議院議員は、「4年前民主党が挑んだが歯が立たなかった。その悔しさをばねにして今回星さんに賭けて戦った。これは昭島の市民の皆さんが待ちに待った市民の議席だ。昭島のこれからは大きく変わる。そのスタート地点に立てたことを誇りに思う。皆さんが熱い思いで星さんを支えてくれたことに感謝する」と語った。
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