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2009/07/14
【衆院本会議】麻生内閣不信任案 鳩山代表が趣旨説明 野田議員が賛成討論
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 野党4党が共同提出した内閣不信任決議案を議題に衆議院本会議が14日午後に開かれ、民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合、国民新党・大地・無所属の会を代表して鳩山由紀夫代表が趣旨説明を行い、幹事長代理の野田佳彦議員が賛成討論に立った。

 討論後に採決が行われ、賛成139、反対333で否決された。

 「本院は、麻生内閣を信任せず。右決議する」と表明した鳩山代表は、提案理由としてまず、「そもそも麻生内閣に託された使命は、解散・総選挙によって国民の信を問うことであったはずだ」と述べ、首相が「百年に一度の危機」あるいは「政局よりも政策」などとして解散・総選挙の回避に奔走し、総理の座にしがみついたその政治姿勢を問題視した。

 そのうえで鳩山代表は、首相が総理の座にしがみついている間、派遣労働者の大量解雇を端緒として、国内の雇用不安は一段と深刻化してしまったと指摘。あわせて「麻生内閣は2兆円の定額給付金に象徴されるように、選挙対策としか思えない、大増税必至のバラマキを繰り返すばかりで、経済に対する効果は乏しく、しかもその場限りで、国民の暮らしは一向に良くなるはずもない」と断じた。

 鳩山代表はまた、就任後の麻生首相の姿勢は「選挙から逃げ続けた10カ月だった」とし、「『政局より政策』と言いながら、行ってきたのは選挙という国民の審判におびえ、政策を実行するために権力を用いるのではなく、自身の権力の座を守ることに執心してきただけだ」と語った。

 さらには首相が「必要だ必要だと湯水のごとく貴重な税金を浪費して」、次々に予算を組んだことに言及。しかし、それが果たして国民生活や日本経済にとってプラスになったかは疑問だとし、実態はバラマキによって支持率アップを目指すものであったと分析した。

 鳩山代表は続けて「単に麻生内閣に対する不信任案というだけではなく、自公政権そのものに対する不信任案でもある」と述べ、いま必要なのは政治システムの転換だと提議。「官僚機構と結託した自公政権、官僚内閣では政治システムの抜本的な転換は不可能であり、いつまでたっても不必要なところに多額の税金が流され続ける」として、「これに終止符をうたなければならない」と表明した。

 「サミットでもレイムダックとばかりに扱われてしまう麻生首相には外交もできない」、「内閣が官僚をコントロールできないなかでは税金のムダ遣いはなくせない」、「自公政権は地方を犠牲にし、破壊してきた」、「自公政権では消えた年金は解決できない」、「医療・雇用など国民生活に不可欠な問題を後回しにする」、「自公政権では農林水産業の明日はない」など、問題点を列挙した鳩山代表は、「今こそ民意が問われるべきとき」として、直ちに解散・総選挙を実施するか、総辞職して野党に政権を明け渡すかだと迫った。

 野田議員は、賛成討論の冒頭、東京都議会議員選挙において「お陰さまで第一党に躍進させていただき、自公の過半数割りを実現した」として、都民の皆さんの支持に謝意を表明。そのうえで「勝って兜の緒を引き締めて次なる戦いに臨む」と表明した。

 野田議員はまた、都議選だけでなく、名古屋、さいたま、千葉、静岡、奈良の首長選挙において民主党が推す候補が当選を果たしたことに言及し、「日本が今度は変わるときである。そのためにも早期の解散・総選挙を」と求めた。

 「思い返していただきたい」と投げかけた野田議員は、自民党総裁選挙において自分たちの顔として党をあげて麻生首相を総裁として選んだにも係らず、10カ月を経て「麻生降ろし」に動く現状を「その浅ましい自民党の姿こそ国民が見放している」とも断じた。

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