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2009/07/15
信任した以上、本来、麻生総理のもとで総選挙を戦うのが筋 鳩山代表
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 鳩山由紀夫代表は15日午後、都内の事務所で記者団に語った。

 古賀選対委員長の辞意表明、両院議員総会開催を求める署名に与謝野財務大臣はじめ多くの議員が応じるなど、自民党内で混乱が続いているのをどう見るかとの問いには、「昨日、不信任案が出されたとき、自民党の議員の皆さんは一致団結して、国民の代表として麻生総理を信任された。その翌日に(こうした混乱が続いているのは)、一日たったらどういうことなのだろうと、国民の皆さんからすれば全くよくわからない。裏切りともとれる行動ではないか」と指摘した。

 あわせて「一番大事なことは政治家というのは信を問われているわけだから、麻生総理で行こうと信任した以上、本来、麻生総理のもとで総選挙を戦うのが筋ではないか」と語った。

 自民党内に麻生降ろしがくすぶり続けるなか、21日の解散、8月30日の衆議院選挙という日程に変化はないかとの問いには、「決まった話と国民の皆さんは見ている。それをずらすのはなかなかできないだろう」と分析。「あるいはやるべきではない」とも続け、「国民の皆さんに視線を合わせた政治を行うべきであって、こういう話は国民の皆さんが不在だ」と断じた。

 昨日の衆院本会議で麻生首相を信任しておきながら、今日は自民党内で不信任のような動きを見せ続けているのは、国民の皆さんには理解されないとの見方を重ねて示した鳩山代表は、「逆に言えば、自民党がそこまで政権の体を成していないというか、政党の体を成していない気がする」として、解散・総選挙日程については「一度決めた以上、総理が与党の執行部と協力して決めた日程なので変えるべきでない」と語った。

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