鳩山由紀夫代表は18日午前、香川県高松市内で開かれた街頭演説会に参加。香川県第1区の小川淳也衆議院議員、たまき雄一郎・同県第2区総支部長、香川県選出の植松恵美子参議院議員らとともに、政権交代の必要性を熱く訴えた。
小川議員は、落選中も含めこの6年間、地元の多くの皆さんに温かく育ててもらったと謝意を述べ、国会の壁にぶち当たり葛藤し、苦悩するなかにおいても、地元の皆さんの信頼と期待を預かっていることが大きな力になったと紹介。たまき雄一郎・香川県第2区総支部長、植松参院議員との縁、出会いに触れながら、地元香川の声、思いを全身全霊で受け止め、「国民の生活が第一。」の政治の実現に向け、「ともに戦っていく、香川から政権交代の狼煙を上げる」と訴えた。
小川議員はまた、自身も官僚出身であるとしたうえで、テレビドラマ「官僚たちの夏」を取り上げ、「現在では悪名高き官僚だが、昭和30年代日本には夢があった。先輩方が懸命に生き抜き、働き抜きに日本をつくってきた。それがバブル崩壊後の20年前位から壁に当たった」と分析。「私達がつくってきた世の中を私達の手で変えなれないわけがない」と続けると、「必ずやる」と宣言、年金、子育て、農業政策をはじめ「民主党は30年前と違う夢や希望を作り出し、日本を再生していく」と力を込めた。
鳩山代表は、次期解散・総選挙は政権を懸けた戦いだと表明。「国民の皆さんの声、思いを反映させる政治を今こそ作り上げていかなければならない。皆さんの未来のために政権交代を成し遂げよう」と主張し、民主党への理解と支援を求めた。
そのうえで、小川衆院議員、たまき総支部長ともに官僚出身の優秀な人物だと紹介し、現在の政権は優れた人材を活かしきれないことが問題だと指摘。現在の政権では政治がこの国をどういう方向に導くか示すことができないとして、政権交代により政治主導の政治を実現、国民のための政策を実行していくと語った。
たまき総支部長は「変えないかん」と変化の必要性を訴え、政権交代を実現し新しい日本をともにつくりあげていこうと呼びかけた。
植松参院議員は「香川から政権交代を」と表明、実現に向け全力で戦うことを誓った。
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