大阪府和泉市で18日、中川おさむ・大阪府第18区総支部長が開催した街頭演説会に菅直人代表代行が参加した。会場となった和泉市の鶴山台は4000世帯の公共住宅と1000世帯の分譲住宅が並ぶ住宅街。
まず前衆議院議員の中川総支部長が「新しい政治、新しい国民の暮らしを始めよう。そのための政権交代。いま最後の力をふりしぼって、重い扉をこじ開けようとしています」と表明。どうか民主党と総支部長に力を貸してほしいと呼びかけた。
そのうえで「いっしょに扉を開いて、皆さんの夢や子ども達の希望、安心して暮らせる社会の仕組みを創ろうじゃありませんか」として、民主党への支持を重ねて求めた。
菅代表代行は、「日本もイギリスも議院内閣制だが、イギリスでは官僚は政治に関与しない。予算を決めるのは政治家だ。しかし日本では、官僚が作った予算案を議員が採択して、予算の使い方を実際に決めているのは官僚たちだ。大きな政治は官僚が行い、議員は単なる小さな御用聞きをやっているに過ぎない。この仕組みを変えようじゃないか」と語った。
また、中川総支部長について、「官僚にはできない新しい発想で国土交通省の官僚たちと正面から立ち向える経験と知恵を持った人」だと評し、ぜひみなさんの地元から中川総支長に政治への思いを託してほしいと訴えた。
中川総支部長は「鶴山台は35年前に開発した住宅街。新しい福祉の街に生まれ変わるチャンスの時を迎えている。そのためにも政権交代、地方分権が必要なときだ」として、政治を変えていく決意を語った。
|