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鳩山由紀夫代表は１８日午後、徳島県小松市内のＪＡ東徳島あいさい広場で開催された街頭演説会で、官僚主導の政治に終止符を打とうと呼びかけ、民主党への支援を求めた。
演説会ではまず、仁木博文・徳島県第３区総支部長がこれまで東京の世襲議員との厳しい戦いを強いられてきたとしたうえで、約７００名の聴衆を前に「生活を良くしてほしい、税をできるだけ国民に直結したことに使ってほしいとの思いがこうして多く皆さんにお集まりいただくことになったのではないか」と分析、その思いに応えるためにも政権交代を成し遂げなければならないとした。
また、郷土で６年半の政治活動を行い、毎日歩く中で農家の厳しさを実感、会場となったＪＡ東徳島の取り組みを紹介するとともに民主党が政権を獲れば美味しい農産物、加工食品をこうした広場で販売していくと主張。県内外から人が集まり県南の一大スポットになるとの考えを示した。農業政策をはじめこれまでの政治を変える必要性を説き、「徳島から政治を変えよう。夢や希望をつくれる日本をつくるため、火の玉になり戦い抜く。３区から政権を果たしていきたい」と決意を表明した。
鳩山代表は、これまで医者として日本人の体を直してきたがこれからは日本社会を直すのに尽力してくれる人物だと紹介、民主党への理解を改めて求めた。
「マニフェストを見比べてどちらが政権党としてふさわしか判断していただいきたい」と述べると、自民党はこの後の及んでまだ各役所に政策３項目を出すよう要請、それをまとめようとしていると批判。自民党は今までもこれからも官僚任せだとして、「政権交代をしようれはないか」とその必要性を訴えた。
なお、街頭演説は徳島県選出の中谷智司参院議員が務め、国民主導の政治実現に向け、さらなる支援を呼びかけた。
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