岡田克也幹事長は19日午後、午前中の各局テレビ出演を終えて空路和歌山県入りし、田辺市で行われた、たまき公良・和歌山県第3区総支部長が主催した集会に出席。市役所近くの会場を埋め尽くした約2500人の聴衆を前に、総支部長とともに政治を「変えなアカン!」と力説した。
たまき総支部長は田辺市出身のすばらしい政治家の皆さんを紹介したうえで「この方々に共通したのは決して利権に走らなかったということ」だと評し、「私も微力ながら決して利権に走らない、清潔な政治を行っていきたい」と表明。「国民の生活が第一。」とする政治の実現に向け、いまの政治を変えていかなければならないと訴えた。
「変えなアカン!この歴史的な選挙を通じて変えなアカン!」との認識を重ねて述べ、国民が求める政治を行うために税金が使われていく、そんな政治に変えていくために政権交代を果たしていく重要性を指摘。大きな賛同の声を上げてくれた聴衆に対し、「この地から歴史を変えましょう。勇気を持って一歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。
続いてマイクを握った岡田幹事長は2カ月前に新しい民主党がスタートしたと改めて表明し、鳩山由紀夫代表のもと、しっかりと、何が何でも政権交代を果たし、この国を変えていくため、全員野球で取り組んでいると語り、そんな民主党に皆さんの支持を寄せてほしいと訴えた。
そのうえで岡田幹事長は、「いよいよ明後日解散だ」と述べたうえで、「世紀の総選挙がスタートする」と指摘。日本人にとって、そして皆さん一人ひとりにとって、今までの政治を続けていって将来のない日本になるのか、それともここで大きく変えて、将来に対して希望のもてる政治をスタートさせるのか、そのことを決める大事な選挙になるとの見解を示した。
「そのことを決める大事な大事な選挙。皆さんぜひ新しい一歩を踏み出そうではないか」と呼びかけると、聴衆からは政権交代への期待と「自分も一員となって変えていく」という賛同の大きな拍手がわき起こった。
集会は最後に青年部代表の音頭で「変えなアカン!」コールで締めくくられ、会場の2500人の聴衆が心をひとつに「変えなアカン!」と拳を突き上げた。
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