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2009/07/19
今の政治の流れを変えるには政権交代しかない 岡田幹事長、岸本・和歌山1区総支部長
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 文字通りうだるような暑さのなか、精力的に和歌山県下をまわって街頭演説を行った岡田克也幹事長は19日夕、この日の締めくくりの演説を、JR和歌山駅前を埋め尽くした2000人の聴衆を前に実施。岸本周平・和歌山県第1区総支部長とともに、政権交代実現に力を貸してほしいと呼びかけた。

 まず、岸本総支部長は、「25年間政策を担当してきた」として霞が関で役人として
働いた日々を振り返り、「そこで目にしたのは利権に群がる自民党議員の姿。天下りにしがみつく官僚の姿だった」と断じた。

 「しがらみとなれ合い、利権の政治をいつまで続けるんだ。これを打ち破るにはもはや政権交代しかない」そんな強い思いで政治を志し、政治活動を展開してきたとも語った。

 岸本総支部長は、50年間権力を握り続けてきた自民党はもはや組織としての体をなしていないとも指摘し、「50年という期間は長すぎた。どんなに立派な政党であろうとも、どんなに立派な組織であろうとも、長い間権力を握ればそこにはおごりがうまれる、腐敗が生まれる」と訴え、それが今の政治の行き詰まりを示しているとした。

 「なれ合いのない野党が政権をとることで初めて、天下りをなくすことができる」とも力説。ひとりで6つの特殊法人をわたり歩き、3億6000万円の退職金を手にしたのが、私たちの年金制度をめちゃくちゃにした社会保険長官だったと説明したうえで「私たちのくらしを守る、私たちの子どもや孫の未来を守るために政権交代が必要だ」と強調した。

 政治家の経験はないが、役人として霞が関を見てきた立場から、日本経済や社会や財政が行き詰まる原因も、見直し方もわかるとして、民主党政権下で力を発揮し、1期4年で必ず結果を出すと語った。

 岡田幹事長は「今のままの政治でうまくいっているなら、そのままでいいが」と前置きしたうえで、今のまま政治でご家族の暮らしが守れるか、今のままの政治で子や孫に今よりもっといい日本を残せるかというと、ほとんどの人がその確信は持てないのではないかと指摘。

 「希望を持てないでいる政治を変える、そのためには政権交代を」と呼びかけ、聴衆に民主党への支持を訴えた。

 街頭演説後に岸本総支部長と岡田幹事長は自転車での街宣を行った。

 

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