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2009/07/20
神山・神奈川17区総支部長と鳩山代表「政権交代で日本の世直しを」と訴え
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 鳩山由紀夫代表は20日午前、神奈川県入りし、小田原駅前では神奈川17区の街頭演説会に参加、神山洋介総支部長らと民主党への支持を訴えた。

 演説会の司会は俵鋼太郎・小田原市議会議員が務め、安藤慶・神奈川県議会議員(秦野市選出)、花上喜代志・民主党神奈川県連幹事長(横浜市会議員)がマイクを握った。続いて水戸まさし参議院議員(神奈川選挙区)が、所属する財政金融委員会で09年度補正予算をめぐって与謝野大臣と行ったやりとりを紹介し、自民党内で意思統一ができていないために、財政の最高責任者である大臣であっても、自分の良いと思う政策を実行できていないと指摘。「まさしく自民党自らが政権担当能力を喪失してしまったと言わざるを得ないような状況が今に至っている。だからこそ民主党」と主張した。
 
 神山総支部長は「限られたお金をどうやったら有効に使えるか」という税金の使い方をめぐる視点が、自民党政治には欠けているという見解を示したうえ、優先して実行すべきこと、後回しにすることを決めることが政治の役割と強調。「この当たり前のことを、政権交代により、この国の政治の中に根付かせたい」として、10年、20年先を見据えて、今、何をするかを決める政治へ転換すると決意表明した。

 鳩山代表は、人のために汗をかくことのできる、たぐいまれな才能の持ち主だと神山総支部長への期待を述べた。政治の現状については、自民党が国家国民のためとうそぶきながらポスト争いをする保身の政治であり、政官業の一部の人ばかりが利益を得る世になり、多くの国民の皆さんが不公正な政治をやめようという怒りを示していると語った。

 そのうえで「断固として政権交代をして日本の世直しをしよう」と日本の大掃除を呼びかけ、官僚任せにしてしまった政治のリーダーシップの欠如を改め、命を守ることが政治の要諦だと強調。政治をそっくり変えなければ無理だ、自民党の中では改革できないとして、政権交代への理解を求めた。

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