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2009/07/20
鳩山代表「国の予算の使い方見直す」、神奈川1区のなかばやし総支部長と
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 鳩山由紀夫代表は20日夕、横浜市内の京急金沢文庫、杉田駅前で、なかばやし美恵子・神奈川1区総支部長と街頭に立ち、民主党への支援を訴えた。

 なかばやし総支部長は、国民の皆さんは毎日働いて得た収入から税金を納めているが、特別会計と一般会計を合わせた国の予算のうち4割は借金を返すために使われ、3割は社会保障にあてられていることを挙げ、国の家計簿の問題点を指摘。「子どもたちに負の遺産だけを残すことがないように、賢く、1円でもムダにしないよう、徹底的に国の家計簿を立て直す必要がある」と主張した。

 政治と霞ケ関の行政が何十年にもわたって癒着した結果、利権の誘導も続いてきたと説明し、「この国の予算の使い方を見直すことは、国のかたちを見直すことになる」と強調、ムダ遣いをなくすことが政権交代の意義であり、必要な社会保障にお金をまわすことも可能になるとした。「今年の夏は政権選択の夏」と指摘し、開国の地である横浜に住んでいる皆さんには、日本の政治と行政と近代化を行うエネルギーと知恵があるとして、党への支援を求めた。

 鳩山代表は、佐藤謙一郎元衆院議員の政界引退を受けて、なかばやし総支部長が活動を決意してくれたと紹介し、「まっしぐらに日本の予算に体当たりして、間違った予算を国民の皆さんの方向に向けて、正しい予算に変えていく」と期待感を示した。

 自民党は官僚に頼って各省庁ごとに3つの政策を出させ、官僚の作文を取りまとめてマニフェストに掲げる可能性があると指摘し、「国民のために政治をやっているとは思えない」として、「この期に及んで官僚任せ」の態度を批判。「(民主党は)国民の皆さんの思いを徹底的に勉強させていただく政党にならなければいけない」と決意を語った。参議院で与野党が逆転し、官僚の壁を少しずつ壊して、様々な年金の問題が明らかになってきたことにも触れ、「年金の問題を大きなテーマに掲げて選挙をやって政権交代を実現させよう」と呼びかけた。

 また、経済的な理由で子どもを産み育てられないのはおかしな話だという見解を示し、党の政策「子ども手当」「高校の無償化」に言及。国民の皆さんとの対話の中で学ばせてもらい解決策を用意したのだと語った。また、地域のことは地域に任せるようにしたいと表明し、中央で権限と財源を握っている自公政権と官僚機構を打破し、ムダ遣いをなくす政治をスタートさせるために、政権交代を実現させてほしいと訴えた。

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