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岡田克也幹事長は１７日夜、山梨県内で開かれた山梨県第３区の後藤ひとし衆院議員主催の総決起大会に出席し、会場を埋め尽くした約２０００名の聴衆に対し、「政権交代の準備は整った、一丸となってこの国を変えていこう」と支援を訴えた。
安倍、福田、麻生総理と次々に首相交代を繰り返してきた自民党政権のこれまでの経緯を振り返り、「国民不在の政治により、多くの方々が未来に不安を抱えている。麻生総理が打ち出した幼保一元化も族議員の抵抗によって一転してしまう」として、その無責任な政治を批判し、しがらみのない政治を行うために政権交代が必要であることを訴えた。
また、政権交代を果たした後、民主党は人への投資を重点的に行っていくと訴え、具体的にはこれまでの各省庁の予算や税金のムダ遣いを見直し、子どもを生み、育てる子育て世代への支援、仕事と子育てが両立できる環境の整備、高校の授業料の無償化などへの取り組みを説明した。
続いて輿石東代表代行は、「日本の歴史を変えなければ子どもたちの未来はない。最大限の力を結集し、歴史の転換を皆さんと一緒につくっていきたい」と訴えた。
後藤議員は、「この国をどのような形にしていくかが問われている選挙」だと指摘。「先に行われた地方の首長選挙をはじめ都議会選挙など、今の政治を変えていこうという声が大きなうねりとなっている」との見方を示し、「４年前の郵政選挙から巨大与党が生まれ、その結果、地方や弱いものががけっぷちに立たされている。年金や医療など将来への不安、努力しても報われない現実を政治の変化によって変えていきたい。民主党を信じ、誰もが持つ力を結集していただきたい」と述べ、民主党への支援を求めた。
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