参議院比例区に非拘束名簿方式を導入する公選法改正案をめぐる国会審議について、民主党など野党4党の幹事長・書記局長会談が10日午後から深夜にかけて、断続的に開かれた。
その結果、国会の正常化に向けて(1)参議院の選挙制度改革に関する各派協議会を再開する。再開された協議会継続中は特別委員会の審議は凍結する(2)上記協議会の開催が合意された場合は、党首討論は予定通り実施する――の2項目を与党側に提案することで一致した。同日夜、この内容を参議院の野党各会派が連名で斎藤参議院議長に申し入れるとともに、赤松広隆国対委員長が自民党の古賀国対委員長に伝えた。
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