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2009/07/23
「約束が果たせなかったならば、政権を降りて欲しい。それが民主主義」幹事長、自民党政治を批判 群馬で
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 岡田克也幹事長は23日午後、群馬県太田市内で記者団の質問に答えた。

 岡田幹事長は、民主党のマニフェストに、八ッ場ダムの建設中止は盛り込まれるかとの問いに、「ムダ遣いの具体的な例として盛り込まれる」と答え、 中止する事業に加えていると述べた。

 群馬県第4区への候補者の擁立については、「時間をかけるわけには行かないが、しかるべきときを考えている」と答えた。

 解散後の初めての遊説先として群馬県を選んだことに関して、意気込みを聞かれた岡田幹事長は、「群馬は充分戦えるところだと思う。それぞれに頑張ってほしい」と答え、政権交代に向け、各自の奮起を促した。

 小泉政権以降の自民党のマニフェストを、民主党として検証していくのかと問いには、「それは本来自民党がすべきこと」と述べたうえで、「国民から見ればとても認められないような現状にある。時期が来れば、検証して国民の皆さんに分かりやすく伝えて行きたいと思う」と答えた。

 さらに続けて小泉改革依頼の自民党政治について、「改悪はあったが、改革はなかった。国民のために良いことをしたというならば、ぜひ教えて欲しい。約束が果たせなかったならば、政権を降りて欲しい。それが民主主義だ」と、公約を果たせない自民党を厳しく批判した。

 同日公表された民主党の政策集で、日米関係については、「オバマ大統領との信頼関係を前提とし、日米安保を、30年、50年持続可能なものにするには、戦後の引きずりの中で地位協定の問題、基地問題が起きており、信頼関係に基づいて話をしていかなければならない」と話し、政策集もその考え方に立ってまとめられていると答えた。

 また、自民党が最近制作したアニメーションなど、自民党のネガティブキャンペーンが激しさを増している点を問われ、岡田幹事長は「まず、自ら何をするべきかを述べるべき。いきなり批判するだけでは、もう野党の準備をしているのだなと思う」との感想を述べた。

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