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2009/07/24
総選挙前の各党党首討論「大いに結構なこと」会見で岡田幹事長
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 岡田克也幹事長は24日午後の定例記者会見で、総選挙に向けて各党党首による公開討論を呼びかける話が自公から出されていることにふれ、「大いに結構なことだ。そういうお考えがあるのであれば、ぜひ協議をしてそういう場を作っていただきたい」と、お互いに政策を明らかにしたうえでの討論会開催を歓迎する考えを示した。

 岡田幹事長はまた、子ども手当の創設と所得税(国税)の控除見直しによる影響について、自民党の細田幹事長が日曜日のテレビ番組で、不正確な情報が記載されたパネルを持ち出して議論を進めたことに言及しつつ、図(下記ダウンロード参照)を示して実情についての説明を行った。

 細田自民党幹事長のそうした姿勢について「電波を使って多くの人に影響があるときに、不正確な前提で議論をするというのは、公党として厳に慎むべきではないか」と釘を刺した。また、自民党が新聞紙上に出した意見広告についても「よく考査を通ったなと不思議に思う」として、事実に反する記述や、一部団体を槍玉に挙げた表現が行われていることへ懸念を示した。

 岡田幹事長は「選挙だから色々な議論があるのはわかるが、もう少し有権者に対して正確な情報を開示して、堂々と議論をする。そういう姿をぜひ、求めたい」と述べ、民主党の対応については「ネガティブキャンペーンに同調するようなことはしない。基本的に国民の皆さんに向かってしっかりと政策を訴えていく姿勢でこの選挙戦を戦いたい」と強調した。

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PDF 子ども手当の創設と所得税(国税)の控除見直しによる影響(27日付で訂正)
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