左から大谷・大阪15区、長尾・同14区、村上・同6区、はぎはら・同2区各総支部長
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鳩山由紀夫代表は25日、大阪府の総支部長たちと街頭に立ち、「国民の皆さんの、国民の皆さんによる、国民の皆さんのための政治というものを、今こそ、革命的な改革の志を持って作りだしていかなければならない」と訴えた。
同日午前中には、大谷啓・大阪府第15区総支部長と富田林駅前でマイクを握った。大谷総支部長は「政権交代は目的ではない。皆さん方一人ひとりの力で新しい政治を作る第一歩だ。民主党は国民の皆さんの声を聞きながら、しっかりとその受け皿になる。皆さんの声が響く政治、皆さんの生活、暮らしのための政治を作っていく」と決意を語った。
午後には、長尾たかし・同14区総支部長と柏原駅前に立った。長尾総支部長は、年金制度改革の必要性を訴え、定額給付金や後期高齢者医療制度を例に、今の自公政権は国民の皆さんの声を受け止めた政治を行っていないと指摘。
「きたるべき総選挙は、明治維新以来の革命的な総選挙になるはずだ」として、官僚社会主義国家から真の国民主権国家への転換を呼びかけた。
長尾総支部長はまた、16年間サラリーマン生活を過ごした自分だからこそ国民の目線、立場に立った政策を実行できるとの認識を示し、「まずは景気だ」ではなく「まずは生活に安心と安全をつくることが唯一の景気対策だ」と訴えた。
千林大宮駅前では、村上ふみよし・同6区総支部長と街頭宣伝を行った。村上総支部長は、次期衆院選の位置づけについて「これからの日本の方向性を決める国民の皆さん一人ひとりの決断によって次の時代の政治を作る」と指摘。「今のままの政治では同じことの繰り返しになる。だから変えよう」と日本の政治、政策転換の必要性を訴えた。
さらに夕刻、はぎはら仁・同2区総支部長と喜連瓜破駅近くで活動。はぎはら総支部長は、子どもたちの未来のためにも政権交代が必要であるという考えを示し、その後に実行する「国民の生活が第一。」の民主党の政策を説明した。
鳩山代表は「歴史の傍観者でいれば、政治はますます後ずさりするだけだ。決して皆さんの期待する政治は戻ってこない。でももし皆さんが、歴史の傍観者ではなく、歴史を動かそう、作ろうと思い、勇気を一人ひとりが発揮されれば、この国、日本の政治の歴史は大きく前進する。皆さん、歴史を作ろう」と訴えた。
民主党の政策に対して、政府与党から必ず「財源はどうする」という声が聞こえてくるが、財源を示すのは本来、野党の仕事ではないことにも言及。昨日、公明党が発表したマニフェストに財源があまり明記されなかったことを挙げて、あべこべだと指摘した。そのうえで、ムダ遣いをなくしたり、優先順位の高い事業から行ったりすることで財源を見いだすことができると説明した。
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