仙台市長選挙の投開票が26日に行われ、民主党宮城県連が支援した前仙台市副市長で無所属新人の奥山えみ子さんが、16万1545票を獲得し、他の新人5人を大きく引き離して見事当選を果たした。政令指定都市の市長に女性が就任するのは初めて。
奥山さんは、現市長の政治手法などを批判して本年3月に副市長を辞職、女性団体など市民団体の要請を受けて市長選挙に出馬した。選挙では「対話」と「納得」そして「行動」の市政をめざし、マニフェストを掲げて闘った。
奥山さんの当選を受けて宮城県連代表の岡崎トミ子参議院議員は以下のコメントを発表した。
「宮城県連として支援した奥山さんが当選し、仙台市初、全国の政令市初の女性市長が誕生したことを歓迎する。自民・公明が自主投票としたことで、いわゆる政党対決とはならなかったが、民主が支援した候補が勝利したことで、衆議院選挙にさらに弾みがつくと思う」。
なお、自民・公明・共産の各党は自主投票だった。
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