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左からどうきゅう・宮崎２区総支部長、同１区推薦予定の川村氏、同３区松村氏（写真中央）
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鳩山由紀夫代表は２８日午前、宮崎県入りし、宮崎市、西都市、都城市と県内３カ所を回り、政権交代によって国民主導の政治を実現すると力説、民主党への支援を呼びかけた。
鳩山代表はまず、宮崎市内で民主党はじめ社民、国民新両党が同県１区で推薦予定の川村秀三郎氏とともに街頭演説。川村氏は、「いよいよ政治を変えるときがきた」と切り出し、「『このままじゃいかん』『変えんといかん』という声があふれている。長期政権へのひずみや弊害が至るところに噴出している」と述べ、「一人ひとりが豊かさを実感でき、いざという時の安全・安心を確保できる、人を大切にする政治」への転換が必要だと主張。これまでの既得権益や癒着の構造を改めるには政権交代しかないと訴え、支援を求めた。
正午過ぎには西都市に入り、どうきゅう誠一郎・同県２区総支部長とともに演説。どうきゅう総支部長は、「今の政治は中央、大都市しか見ていない」と批判し、中央集権、大企業中心の政治から、宮崎県の活力ある一次産業、温和な気候、豊かな人、土地を活かせる政治を実現するため、「宮崎２区から政治を変えよう」と呼びかけた。続けて、安全・安心で平和な日本をつくるため、若者が自分の夢の実現に向けて働ける社会をつくるためには政権交代が必要だと強調。雨のなか集まった多くの聴衆に対し、「今日、西都の地から新しい風が吹き始める」と宣言した。
鳩山代表は、民主党が政権政策に掲げた「５つの約束」に言及しながら、税金のムダ遣いの排除、年金、医療・介護といったボロボロになったセーフティネットの再構築、子育て支援など「国民の生活が第一。」の政治を行うと約束。「公約を果たせなかったら責任をとる」とその覚悟を表明し、「政権交代によって官僚任せの政治から国民の皆さんが主役になる政治を実現していく」と訴えた。
午後には都城市にある同県３区で民主党推薦、社民党公認予定の松村ひでとし氏の事務所を訪問、松村氏に推薦証書を手渡した。「党としても何としても勝っていただき、政権交代を実現したい。一緒に国民の命を大切にする政治を行おう」と激励、党を挙げての協力、支援するとした。
松村氏は、「これまでのごまかし、まやかしの自民党政治に終止符を打つ」と決意を表明。全力で国民のための政治の実現に向けて戦うと力強く語った。
事務所では一致結束を誓い、宮崎県選出の外山いつき参院議員の音頭のもと、皆でガンバローを三唱。この後鳩山代表は、事務所スタッフ、ボランティアや支援者の方々の拍手と声援に送られるなか、次の遊説先、鹿児島県へと向かった。
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