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2009/07/28
岡田幹事長、神奈川で遊説 内向きの政治を変え、国民のための政治を
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 岡田克也幹事長は28日午後、神奈川県を訪問し、県内各小選挙区の総支部長とともに、民主党の政策を訴えた。

 三浦市で、神奈川11区のよこくめ勝仁総支部長は、政治家は国民の皆さんの代理人であるべきだという思いで、地域を自転車で回り、期待や変化を求める声を聞いていると語った。託された思いを自覚し、また責任を感じ、政治を変えていくことに心の底からやりがいを感じているとも述べた。

 「改革という名の下に、私たちの生活が壊れてきている」と指摘し、小泉改革がもたらした格差拡大を、この地から立て直したいと決意表明。政治の決定、政治の失敗で壊された生活を立て直す民主党の政策のメニューをあげて、まっとうな政治を取り戻そうと訴えた。

 横浜市で、神奈川1区のなかばやし美恵子総支部長は「私たちは、毎日毎日働いて得ている大事な賃金の中から税金を払っている。その税金は家計簿から出て行く。めぐりめぐって年金、医療、介護、教育、雇用、子育てなど、様々な形で戻ってくるはずだが、計算が合わない」と指摘。

 また、国の総歳出の4割が借金の返済、一番必要な社会保障には約3割があてられていることをあげて「話が逆ではないか」と批判。「いくら税金を払っても間に合わない国の運営がされてきた」と述べ、「小手先の変化だけではこの国を救うことは難しい」との認識を示した。

 そのうえで、二つの政党による競争によって打ち出された良い政策の果実を国民が手にするという二大政党制への理解を求め、政治、行政の仕組みを変える政権選択の夏に向けて、知恵と力を合わせようと呼びかけた。

 岡田幹事長は「いつの間にか政治が、国民のための政治ではなくて、特定の利害関係者のための内向きの政治になっている」と指摘、これを変えるのが政権交代であり、しがらみを断ち切って国民の立場に立った、人に投資する政治を行いたいと述べた。

 政治家の世襲については「一国の総理として、国民の皆さんに対しても『様々な痛みに耐えてくれ』と言った人が、当然のように世襲を正当化する。理解できない。政治は公(おおやけ)だ。私(わたくし)ではない」と批判。政治の世界で頑張りたいというならば、違う選挙区にすべきだと語った。

 「今の政治が続いて、本当に未来があるのか。この10年、20年、日本の政治はどうだったか。答えがノーなら、一歩前に踏み出して、変える勇気を共に持とう」と訴え、「何とかしなくては、という強い意志を持って、本当の意味の大きな改革と国民生活の建て直しに民主党は取り組む」として、民主党への支持を求めた。

 


(写真左)1区の街頭演説には牧山ひろえ参院議員(人物左)も応援に駆けつけた
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