岡田克也幹事長は29日午後、岐阜県を訪れ、あちは吉信・同県第5区総支部長、しばはし正直・同県第1区総支部長とそれぞれ街頭に立ち、次の世代にもっとよい日本をバトンタッチするためには政権交代が必要だとして、民主党への支持を訴えた。
多治見市内で演説に立ったあちは総支部長は、会場を埋める約500人の聴衆に向けて、先日民主党が発表したマニフェストへの自民党の批判について、「他党の批判をする前に、まず自らがマニフェストを出してからいうべき話だ」と指摘し、自民党の政治姿勢を切って捨てた。その上で、「日本を前に進めていくためには、足手まといになっている『しがらみ』という古い日本と決別すべきだ。一緒に政権交代に向けて立ち上がろう」と、民主党への支持を訴えるとともに、古い政治からの脱却を求めた。
岐阜市内の街頭演説会でマイクを握ったしばはし総支部長は、「私たちの暮らしのために税金が使われる、当たり前の国にしていきたい」と、政権交代後の民主党は、国民のために税金の使い方を根本から変えていくと訴え、「今のままでいいのか、それとも変えるのか、大きな選択が迫られている」と話し、「国民の生活が第一。」との基本姿勢のもと、国民の生活を守るために全力で頑張っている民主党を、ぜひ応援してほしいと訴えた。
岡田幹事長は各会場で、「マニフェストは、かっこいいことを並べるものではない」との見解を示すとともに、自民党が4年前に提示したマニフェストが、果たしてどれだけ達成されたのか大きな疑問だと批判。その上で、「この4年間で何が変わったのか。変わったのは総理大臣だけだ。国民の暮らしはいっそう厳しくなっている」と話した。
そして岡田幹事長は、「次の世代にもっといい日本をバトンタッチしたいと思うなら、政権交代をして、国民のための政治を取り戻そう」と訴え、民主党をもっと応援してほしいと、更なる支持を求めた。
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