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2009/07/29
「政治は誰かが変えてくれるものではない。自分が決断すれば変えられる」幹事長、岡本・愛知9区総支部長
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 岡田克也幹事長は29日夕、岡本みつのり前衆院議員(愛知県第9区総支部長)とともに、愛知県稲沢市で開かれた街頭演説会で、「政治は変えてもらうものではない。自分たちで変えるものだ」と話し、足を止め聞き入る500人近い聴衆に、変える決断をしようと訴えた。

 岡本前議員は、「医療や介護、食の安全のための農業政策、そして年金制度など、様々な仕組みを(国民のために改革することを)私たちは大きな柱として掲げている」と話し、そのためにも是非、民主党へ大きな力を寄せてほしいと支持を求めた。

 そして、「まじめに働く、まじめに暮らす人たちが報いられる政治に愛知県第9区から変えていきたい」と述べ、「ここに集まった皆さんのみならず、多くの方の政治を変えたいという熱い思いを民主党に結集し、力を貸してほしい。政権交代を実現しよう」と訴えた。

 岡田幹事長は、「改革を先送りにして、若い人たちに負担を被せていけば、若い人たちのやる気がなくなる」と話し、お金が無いからどこからかむしり取ろうという、まず負担ありきの自民党の政策を厳しく批判した。

 また岡田幹事長は、戦後何も無かった日本が復興できたのは、日本人に力があったからだと述べ、「人に対する投資を行うことによって、国民の生活が安定し、内需が拡大すると考えている」と、ハコモノにお金を使うのではなく、人への投資として使うことが景気対策になるとの考えを示した。

 そして岡田幹事長は、「弱いものをより厳しい状況に追い込むことはあったが、この4年間、国民のためになる改革があったのか。何も無いではないか」と、怒りを込めて小泉首相以来、自民党内の事情で国民不在で首相交代だけが繰り返される自民党政治を批判。

 同時に「誰かがやってくれる、誰がやっても同じだと言っているうちは変わらない。政治は、誰かが変えてくれるものではない。自分たちが決断をすれば変えることができる」と話し、変える勇気を持とう。ぜひ、民主党に政権を任せてほしいと訴えた。

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