小沢一郎代表代行は30日午後、今井まさと・岐阜県第4区総支部長の事務所を訪問し、スタッフや支援者らを激励するとともに、岐阜県第4区の現状について詳しく聞いた。
また訪問後には記者団からの質問に答えた。
訪問の印象を聞かれた小沢代表代行は、「事務所の雰囲気を見てもよく分かる通り、皆よく頑張ってくれている。このまま頑張れば、良い結果も出せると思う」と答えた。
また、小沢代表代行は、「全国どこでも今の政治を変えよう、政権交代をという考え方は、大多数の国民の皆さんがそういう気持ちを持っている。この岐阜も例外ではない」との見方を示した。
岐阜県は保守王国と呼ばれているが、小沢代表代行はどう思うかとの問いに、保守王国と言われるところは、大都市以上に今の政治から弱者切捨ての対象になっていると述べた上で、「こういう保守が強いと言われるところほど、政治を変えようという意識が大都会より強い。この岐阜でも、今までの既成の観念をひっくり返すような結果が出ると思う」と答えた。
マニフェストに地方との協議機関が盛り込まれていないという件について小沢代表代行は、「私達は、根本的に行政の仕組みを変えようという話をしている。霞ヶ関で財源も権限も全部握って全国を押えるということではなく、可能な限り地方に移そうという考え方だ。今の仕組みを前提で議論をする必要は無い」と答え、本当の地方分権を作り上げたいと話した。
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