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2009/07/31
「より具体的に期限を切って何をやるかを述べてもらいたい」幹事長、自民党マニフェストに注文
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 岡田克也幹事長は31日午後、党本部で定例記者会見を行った。

 冒頭、本日発表される自民党マニフェストに言及、党としての見解はマニフェストの発表を受けてから述べるとしたうえで、「ざっと中身を見ると、マニフェストとは4年間の任期のなかでやるものであるにもかかわらず、6〜10年と、ずいぶん先の話をしていて、これが果たしてマニフェストなのかというものが多い」と指摘。また、4年前のマニフェストに関し、自民党が実現率は7、8割だと主張していることを取り上げ、「そうであればマニフェストそのものが時代にあっていなかったことになるだろう。7、8割実現していて国民生活が今の現状であれば最初からおかしかったことになる」と反論。「今度のマニフェストは、より具体的に期限を切って何をやるかを述べてもらいたい」と求めた。
 
 インド洋の給油活動に関して、「従来から基本的な考え方は変わっていない」としたうえで、「(海上自衛隊に)直ちに帰ってこいということは、外交の継続性から現時点ではない。それ以上のことは政権交代した時点で判断する」と表明。「単純に延長することはない」と強調し、鳩山代表とのあいだに認識の違いはないとした。

 民主、国民新、社民の3党のあいだで協議されている共通政策について問われると、「共通政策は考えていない」と明言。3党間での協議は、選挙戦をともに戦う上での共通認識を柱立てにし、わかりやすく整理しようとするものであると述べ、具体的な個々の政策について合意しようとするものではないとの見解を示した。重ねて、政権をとった後の政策の話をするタイミングでもないと語った。

 正式なマニフェストの発表時期はとの問いには、「今のマニフェストは正式なマニフェスト」だと回答。「ただし、最終版ではない、最終版は公示以降使用されるもの」だと述べ、基本的には先日発表したものが最終版にきわめて近いものだと説明した。

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