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2009/08/06
【コメント】「人民網日本語版」記事における岡田幹事長の発言について
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民主党国際局長  岩國 哲人

 先般、中国・人民日報の日本語インターネット版「人民網日本語版」に、「チベット自治区や新疆ウイグル自治区に関する問題について、岡田幹事長は『これらは中国国内の事柄だ。民主党は中国の内政に干渉すべきでない』と述べた」との記事が掲載されました。

 これは、岡田幹事長が8月3日に在京中国メディア各社のインタビューに応じた際の発言を引用したものですが、記事は発言のごく一部を切り取ったものであり、正確性を欠いています。

 つきましては、該当箇所について岡田幹事長の発言全文をご紹介いたします。これをご参照いただければ、岡田幹事長の発言の趣旨はご理解いただけるものと考えます。

◆岡田幹事長インタビュー(抜粋)
2009年8月3日 於:民主党本部

【問】チベット、ウイグル問題について
【岡田幹事長】チベット問題は、基本的には中国国内の問題です。ですから、内政干渉にならないように気をつけて発言しないといけないと思っています。
 ただ、今度のウイグルの問題も、チベットの問題でもそうですが、そこで人権侵害が多大に行われているということになると、これは国際社会としてそのことに対して、国の人権侵害に対して言っていくと。これは我々の価値観からすると、それは当然です。
 単に反発するだけではなくて、人権という人類共通の価値という観点で、理解をしていただきたい。

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