岡田克也幹事長は11日午後、茨城県入りし、県内3カ所で街頭演説を行うとともに「マニフェスト説明会in北関東」に参加した。土浦駅前での街頭演説会では大泉ひろこ・同県第6区総支部長とともに政権交代の必要性を訴えた。
大泉総支部長は、自民党中心の政治による税金のムダ遣いを厳しく非難。民主党は教育、医療・介護、福祉といった政策を優先的に行っていくと主張し、政権交代によって「国民の生活が第一。」の政治を実現すると力説した。「地域の皆さんの暮らしが良くなるよう、しっかり働く。日本の社会制度を将来安心できるものに変えていく」と表明し、オリジナルキャラクターをプリントした自身のTシャツを示しながら「日本の夜明けを告げるにわとり『ひろコッコ』になる」と宣言し、政治改革に全力で取り組む決意を語った。
岡田幹事長は、4年前の郵政選挙以降、本来政治が光を当てなければならない弱者切り捨ての政治が推し進められてきたと自公政権の政治姿勢を批判。消えた年金問題や医療崩壊も政治の責任だとして、「国民に対して責任を果たさない政治に終止符を打ち、国民生活を守る政治を始めよう」と呼びかけた。
また民主党の政権政策(マニフェスト)集を掲げながら、国会の始まる前の時間を使い朝から日々議論し、様々な立場の人の声を聞いてつくり上げた魂のこもったものだと述べ、官僚が出した政策をまとめたと指摘される自民党マニフェストとの違いを強調。子育て・教育、年金、医療・介護といった、人に対して投資する政策に重点を置いたものだと主張した。戦後日本は人の力でここまで復興を遂げ、平和で豊かな国を築き上げたにもかかわらず、この10〜20年、頑張っても報われない社会、若い人たちが希望を持てない世の中になっていると憂慮し、「そんな日本を変える。今までの政治の継続ではなく、新しい政治を始めてほしい」と訴えた。
演説後、岡田幹事長と大泉総支部長は聴衆の輪のなかに入り、お一人おひとりと固く握手。「頑張って」との声援を受け止めるとともに、「一緒に政治を変えよう」、「頑張ろう」と応じた。
なお、街頭演説会には茨城県選出の藤田幸久参院議員も応援に駆けつけた。
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