民主党は１２日のネクストキャビネット会議で、上田清司決算・行政監視担当ネクスト大臣の下に、「政・官・業癒着監視プロジェクトチーム」を設置することを決めた。

　来年夏の参議院選挙を見据え、ＫＳＤ疑惑や久世問題に代表されるような官僚ＯＢ等を業界が不正な手段でバックアップする自民党比例区の選挙運動の実態を暴くことが目的で、対外的には「政官業癒着監視隊」という名称で活動する。座長（隊長）は石井紘基衆院議員で、メンバーは現在８名。調査結果は記者会見で随時発表し、国会でも追及するとともに、マスコミに対して積極的に情報提供する。