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2009/08/24
政権交代の必要性を強く訴え 茨城県内で鳩山代表
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 鳩山由紀夫代表は24日、茨城県内5カ所で街頭演説を行い、政権交代の必要性を強く訴えた。

 守谷市内で開催された街頭演説会では、開始30分以上も前から鳩山代表の訪れを心待ちにする人々が続々に集結。演説が始まる午後3時すぎには聴衆の数は700人を超え、会場は政権交代を期待する熱気に沸いた。

 鳩山代表はまず、茨城県においては特に、全国の中で唯一、医師連盟が民主党を応援してくれていることについて、さまざまな弊害もあるなか「勇気のあること」と謝意を表明。原中会長を中心としたメンバーに重ねて御礼を述べるとともに、医師連盟が強く反対する「後期高齢者医療制度」を廃止するためにも政権交代が必要だと説いた。

 「全国から、いろいろな悲鳴が聞こえてくる」と続け、青森県八戸市での演説会では仕事を失い故郷に戻ってきた息子が35日前に自殺をしたといって泣き始めたおばあさんがいらしたと紹介。他にも、国民年金を受給しているが病気をしたために医療費でほとんどがなくなり、生活が苦しいと嘆いていた女性の話にもふれ、「全てすぐに解決はできないが、かなりの部分は政治で解決できると思う」として、政治を転換させ官僚依存の政治を脱し、「国民のための生活が第一。」の政治を実現すると強い決意を語った。

 さらに、「ムダ遣いを一掃していくことは民主党の原点」とも述べ、「一生懸命頑張っている方々のために政治は役割を果たさなければならない」と表明。「新しい政治を作り出すことは勇気がいるが、勇気がなければこの国は変わらない。皆様方の未来の暮らしのために何としても政治を動かそう。政権交代を実現させよう」と聴衆に呼びかけた。

 演説後、鳩山代表が聴衆の輪に近づくと「頑張って」「よろしく頼む」といった声援があちこちから飛び交い、握手を求める人々がどっと押し寄せた。

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