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2009/08/29
国民の手に予算を取り戻そう 菅代表代行が東京都亀有駅前で
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 菅直人代表代行は29日午後、東京都葛飾区の亀有駅前で街頭演説し、「本当の政権交代は官僚から予算の編成権を国民の信託を受けた政治家、国民に取り戻すこと」と政権交代の意義を改めて訴えた。

 さらに、今のままの予算で、官僚の天下り、医師不足、格差拡大のままでいいという人は別だが、そうでない人、これでは困るという人は、日本の新しい政治、新しい歴史を作ってほしい、新しい歴史を新しい政治を皆さんの手で作り上げてほしいと、炎天下にもかかわらず集まった約600人の聴衆に呼び掛けた。

 菅代表代行は、自らの厚生労働大臣の経験も踏まえ、8月31日に来年度の予算の概算要求が各省庁から提出されることについて、こうしたやり方が日程による官僚の政治家操作であり、「時間がない時間がないと言いながら、結局自分たちで決めた予算をそのまま認めさせてきた。それが自民党政権だ」と批判。そうではなく、選挙で国民に選ばれ多数を占めた政党・政治家が責任をもって予算を作る、国民が選挙を通じて予算を作ることが本当の民主主義であり、本当の意味での政権交代であるとその意義を強調した。

 また、この4年間に小泉、安倍、福田、麻生と首相が交代したのは、決して政権交代ではないとして、単に自民党の中のたらい回し、表紙の付け替えに過ぎず、生活は決して良くなっておらず、あらゆる面で行き詰まりを見せており、こうした行き詰まりを革命やクーデターではなく、選挙を通じて打開していくことが民主主義の力だと強調した。

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