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2009/09/09
鳩山代表、菅代表代行、地方6団体代表と国と地方のあり方めぐり意見交換
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 鳩山由紀夫代表は9日夕、党本部で地方6団体代表を迎え、国と地方のあり方について意見交換。菅直人代表代行も同席した。

 冒頭、全国知事会代表の麻生・福岡県知事が、「地方と新しい政権、国と地方の協議を綿密に行っていきたい」との意向を改めて示し、「ついては早期の協議の開始を申し上げるために」来党したと明かした。そのうえで、民主党政権が地域主権を謳っている点について「画期的」だと述べ、国と地方の協議の場を整えようとしていることについて地方の実態を見つめたうえで非常に重要な分権改革という目標を掲げていると評価。その実現に向け、「ともに努力してほしい」と語った。

 同時に、国民生活の向上、安心をはかるため、地方への特段の配慮、実態を見つめた形での政策が必要だとして、そのためにも建設的な話し合いを行って行きたいと求めた。

 それに対して鳩山代表は、各代表の揃っての来訪に心からの謝意を示した。

 さらに続けて、今回の衆院選勝利について「単に民主党が勝ったというよりも国民の皆様方の今までの政権に対する様々な思いのもと、期待をこめて『しっかりやれ』とお気持ちを示していただいたものと思っている」と表明。民主主義が機能するなかでの結果だとした。

 「それだけに国民の皆さんのために働くのが政治の役割」だと鳩山代表は改めて述べ、国民の皆さんの幸せのために地方6団体がそれぞれ機能してきていることにも敬意を示し、その手法・考え方を「承りながら新しい政策を行っていく」と語った。

 そのうえで、鳩山代表は衆院選マニフェストに明記した「国と地方の協議の場を法律に基づいて設置する」とした点について、「お約束したものは国民の皆さんとの契約ですから、この契約は断じて守らなければならない」と改めて強調。「早い段階で法律を成立に導いていきたい」として早期の法制化への意欲を示すとともに、「国と地方の協議の場は法律に基づかなくても十分にできる」として、法制化以前にも地方の意見を聞く機会を極力持っていきたいとの意向を示した。

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