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2009/09/10
党青年局が「民主党Oneday国会インターンシップ」を実施
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 民主党青年局は10日午前、民主党学生部準備会と共同で「民主党Oneday国会インターンシップ」を実施し、約50名の大学生が参加した。開講式には、青年局長の藤末健三参議院議員、同局次長の高山智司衆議院議員が出席、長妻昭政策調査会長代理が「政権交代で政治が変わる」と題して記念講演を行った。

 青年局は、政治の現場に触れて政治の世界を身近に感じてもらう目的で、4年前から、春休みの約1カ月半の間、インターンシップ事業を行ってきた。今回は、夏休み中や短い期間で参加したいという要望に応えて、1日インターンシップを初めて告知したところ、200名を超える応募があった。

 開講式の冒頭の挨拶で、藤末議員は「学生の方々による、学生の方々のためのインターンシップ」であると述べ、今回の衆議院総選挙で初めて、駅やショッピングセンターなどに投票所が設置された例があったことにも言及。

 この実施例について藤末議員は、党インターンを経験した学生との討論などをふまえて質問主意書を作り、政府に対応を質してきたと説明したうえ「これからどんどん拡大させ、大きなうねりを起こしたい。将来この中から政治を志す方が生まれ、実際に政治家になって日本を変えていただくことを祈念する」と述べた。

 長妻議員は、政権交代の実現をスタートラインとして、全力で国を変えていこうという思いを表明。民主党の国会議員一人ひとりが当事者意識をもって、政治家がやるべき仕事は絶対にやる、政治が変わるだけではなく、日本人のお上意識も変えるような大変革にしていきたいと語った。

 また、失敗してもやり直しのきく社会、信用できる政府を作ることが重要だと指摘。年金改革や子育て支援を例に、政治家が責任を持って逐一説明する政府、政策の意思決定を途中過程で公開して官僚と国民の皆さんに選択肢を示すことを重視する考えを示した。

 子育て支援については、少子高齢化問題に歯止めをかけ、子どもを育てる際の基本的な経費は社会みんなで負担するという、大きな意識変革を含んだ政策であると述べ、具体的な数字データも出して時間をかけて説得し、ご理解をいただいて、国家百年の計を実行したいと述べた。

 今回は政治史上初めて、マニフェスト選挙における政権交代が行われたこと、工程表に沿って仕事に取り掛かり、成績は4年後の総選挙で付けてもらうというマニフェスト選挙の文化が根付く第一歩を踏み出せたことを指摘。「民主党議員はみんな意気に感じて、全力でやろうという意欲に燃えている」と報告した。

 質疑では、若者に年金の知識をどう伝えるのか、官僚と政治家の仕事のすみ分けをどう考えるか、高速道路の無料化は実施すべきか、政党と企業でトップになる人には共通点があるか……などについて質問が出され、長妻議員が回答した。

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