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2009/09/16
「とことん国民の皆さんのための政治を作り出す」鳩山総理が会見で
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 鳩山由紀夫代表は16日夕、首相官邸で新総理大臣として初の記者会見を行い、「国民の皆さんの期待に応えるために連立政権をスタートさせた」と述べ、社民党、国民新党との連立政権を正式にスタートさせたことを報告した。

 鳩山総理は、「日本の歴史が変わると思うと身震いがする。本当の意味での国民主権に変える、その強い責任を感じたところ」として、衆院本会議、参院本会議での首相指名を受けた感想を述べた。

 続けて、総選挙での勝利について、「民主党の勝利ではない。期待感をもって1票を投じていただいた結果。歴史はまだ変わっていない。本当の意味で変わるのはこれからの私たちの仕事による」としたうえで、「国民の皆さん方が勝利者。とことん国民の皆さんのための政治を作り出す」と決意を表明した。

 また、目指す政治について、脱官僚依存であることを強調したうえで、国民の皆さんに対して、「ただ1票を投じればいいのではなく、政権にモノを言い、政権に参画してもらいたい。私たちは、試行錯誤で失敗することもあるかもしれない。国民の皆さんに寛容を求めたい。未知の世界に挑む。国民の皆さんに育てていただければ幸せ」と国民の参画を促した。

 さらに、記者の質問に答え、「子ども手当、ガソリン税などの暫定税率の廃止など、家計を刺激するものをまず取り上げたい」としたうえで、初年度に必要な財源は十分に確保できるとした。

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