小沢一郎幹事長は1日夕、神戸市内で会見を行い、国会のあり方、審議のあり方について、「従来から主張してきた、国民の代表である政治家同士の議論ができる国会を目指すためにも、脱官僚支配をまず国会から始めなければならない」との見解を示し、「臨時国会から間に合うかどうかわからないが、できるだけ国会法改正の立法作業を始めたい」と、国会の委員会審議で大臣に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行うことを改める考えに意欲を見せた。
さらに小沢幹事長は日常の議員活動ならびに選挙活動について言及し、「国民の主権の行使は選挙しかない。選挙は民主主義の原点であり、主権者の判断を第一に考え、できる限り自由に選挙が出来る仕組みにしたい」との考えを表し、公職選挙法の改正にも意欲を示した。
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