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2009/10/06
政権交代から安定政権へのゴールが9カ月後の参議院議員選挙勝利 研修会で輿石会長
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 民主党・新緑風会・国民新・日本は6日午後、神奈川県箱根町で研修会を行い、会派所属の全参議院議員が集うなか、輿石東会長が高橋千秋議員の司会のもとで挨拶に立った。

 輿石会長は「参議院のわが会派から千葉景子議員、北澤俊美議員、直嶋正行議員の3大臣、9人の副大臣、6人の政務官。そして、首相補佐官に小川勝也議員、官房副長官に松井孝治議員、合わせて20人の方々を政府内に送っている」と表明。そのうえで、「箱根の地を選んでの研修会には大きな意味がある」と述べ、静岡、神奈川の二つの参議院補欠選挙の勝利に向け、まさにキックオフともいうべきスタートを切るための研修会であるとした。

 輿石会長はまた「言うまでもなくゴールは9カ月後に迫った参議院選挙に勝利」だと指摘。鳩山政権のもと、政権交代という新しい歴史が開かれたがこの政権交代から安定政権へのゴールが9カ月後の参議院議員選挙であると指摘し、研修会2日目となる7日は静岡、神奈川での補欠選挙勝利に向けての取り組みに全力投球してほしいと各議員に求めた。

 輿石会長は同時に、「二つのことを申し上げたい」として、政権交代という新しい歴史の第一歩を踏み出すなか、野党から与党に変わったことへの頭の切り替え、意識の転換が求められていると指摘。国権の最高機関であり、唯一の立法機関である国会において、政策を法律につくりあげて国民の皆さんに民主党が示した政権公約を実現していくという大きな任務を果たすのは国民から選ばれた私たちの役目だとした。また、政府与党一元化との理念のもと、副大臣を中心に行われる省庁別の政策会議における意思決定が大きく問われなければならないと語った。

 続いて輿石会長は「大事なことの第二」として、衆参の連携と国会運営に言及。衆議院は300を超える議席を獲得したが、わが会派は前国会と何らひとつも議席が変わっていないとして、そこに野党共闘の大切さが見えてくるとも語り、「だから私たちはさらに心をひとつにし、団結を強固にし、国会運営や法案審議に取り組まなければいけない」と述べた。

 「加えて私たちの一挙手一投足が国民に注目されている。もっというならば、この参議院の運営や国会対応がそのまま今後の民主党の運命を左右し、政権の行く末を決めていくと言っても言い過ぎではない。それだけに大きな責任がある。政策づくりにしても法案づくりにしてもスピードと責任を負っている」とも強調。「民主党の、今後の日本の政治の動向を決めるのは私たち参議院だという自負をもち、心をひとつにし、みなさんといっしょに9カ月後に迫った参議院選挙で現在の議席以上の単独過半数獲得の実現」を呼びかけ、「そのことが国民の皆さんと約束した安定した政権運営になる」と表明した。

 なお、参議院議員補欠選挙神奈川選挙区の公認候補に9月15日に決定している、かねこ洋一氏も挨拶に立ち、「必ずや死に物狂いで戦って勝利します」と宣言した。

 

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