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2009/10/19
国会改革で自立した集合体の自立した日本を目指す 小沢幹事長
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 小沢一郎幹事長は19日夕、党本部で定例の記者会見を行い、世論調査の結果、政治献金のあり方、来年の参院選に向けた考え方、国会法改正など、記者団の質問に答えた。

 高嶋良充参院幹事長(筆頭副幹事長)が司会を行い、定例の幹事長会見では14名の副幹事長が交代で司会進行していくことを発表した。

 続いて報道機関の世論調査で民主党の支持率が自民党の支持率をさらに広げる結果になったことへの感想を問われた小沢幹事長は、「一生懸命国民の皆さんの期待に応えて頑張っていることが、理解と期待を集めているのではないか」と所感を述べた。また幹事長就任1カ月が経ったことを振り返り、「私自身のことで特段のことはない。淡々と自分の仕事を一生懸命やるだけ」と答えた。

 次に企業献金や個人献金等の政治献金の考え方に小沢幹事長は、「いろんな議論があるから21世紀臨調の皆さんのご意見を伺い、それを参考にして考え方をまとめていく」との考えを示したうえで、政治献金のあり方や公選法を改正する法案を来年の通常国会で提出することに意欲を見せた。

 来年の参院選に対する質問には、「選挙までの間に国民の皆さんに訴えたことを一生懸命頑張って実現することに力を注ぐという姿勢を貫いていけば、国民の皆さんも支持していただけるのではないか」として、可能な限り全国の選挙区を回って、国民の皆さんにお願いして歩きたいとの考えを明らかにした。加えて小沢幹事長は、「政党での選挙の目標は常に過半数。それは政権を目指す政党として当たり前のことで候補者も必ず過半数立てる努力をする」と参院選に臨む基本姿勢を語った。

 続いて鳩山内閣の働きぶりについての質問には、「一生懸命みんなやっているという姿が国民の皆さんの目に素直に映っているのではないか」と評価。

 最後に国会改革について、目指すべき方向性が実現された後の国の姿はどうなっていると考えるかとの問いに、「私の一言でいえば自立した個人の集合体の自立した日本(になる)」と国家のビジョンを示した。

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